【中学準備】小学生の総復習ドリルはコレ!
中学を目前に、小学校の4教科を総復習させたい!と思う親心。
でも、どのドリルをどの程度?と悩みは尽きません。
今回は寺子屋で6年生3学期にやりこんだ問題のご紹介です。
これらを終えて中1になった長女たち、「やってて良かった!」と言っています♪
目次
小学校の総復習は3年生から
寺子屋で採用したのは隂山メソッドのたったこれだけプリントシリーズ。
3年生から6年生の4冊を、徹底的につぶしていきました。
私はいつも、「できない→できる」を目標としているので、こういうテキストはまず一覧表を作ります。
そして不正解の数をページごとに記録して、間違ったページは全問正解になるまでくり返します。
全問正解になれば、そのページはクリアです。
何度も繰り返すので、家でやるときはノートに解いたり、授業でテストする際はコピーを使いました。
漢字を熟語で克服
漢字問題では熟語で出てくるので、知らない言葉が続出します。
3年生でも甘くありません。
「死守」「宮中」「丁重」などあり、語彙力のない子は全然書けませんでした。
文章の中で該当学年の漢字が出てくるので、漢字を思い出しつつ、新しい語彙を増やす、そのトレーニングにうってつけの一冊です。
社会は中学生の内容に直結!
5年生の日本地理、6年生の歴史、どちらもなかなか苦労しました。
小学校では徹底的に覚える作業はしません。
何となく授業で受けて、何となテストを受けて、でも問題数も多くないし、漢字を使わなくてもOKなケースだってあります。
が!この問題集で徹底的に正解にこだわらせることで、中学校のテストの練習になりました。
特に、日本の歴史は中1で出てくるので、少しでも覚えていた方が楽に決まっています。
寺子屋の子ども達は『墾田永年私財法』なんかも、6年生の時に必ず漢字で書けるように練習したので、中1で出てきたときはすっと書けて嬉しかった!と言っていました。
算数はまず、計算問題を確実に!
算数はこだわり始めるときりがないのと、子ども達もすべてを求めるとしんどいので、計算だけ!というゴールをまず決めました。
まずは計算ページの全問正解を目指します。
計算ができないと、結局は文章題も面積などの図形も間違えてしまうので…。
分数や小数もしっかり押さえてくださいね。
分数の計算は独特の隂山流ですが、そのやり方でもチャレンジして欲しいと思います。
寺子屋の子ども達は、学校流にこだわっていた時期は結果として伸びず、最終的に隂山流を理解できるレベルになって、スムーズになりました。
その後で、隂山流を使うか、学校流でやるかは自由ですが、一度は理解するのがポイントかなと思います。
次に面積・体積・平均!
計算が9割近く終わったら、次に図形に入ります。
図形は中1の3学期に出てくるのですが、方程式や一次関数でも図形を使った問題が出されます。
ただ、これらは結局公式が出てくるか次第なので、軽くで大丈夫です。
円なんてπになるので、小数の計算が遅い人に3.14の計算を強いることは不要です。
三角形の内角の和などは、できれば繰り返して欲しいとは思います。
ちょうど今、中1クラスで図形をしていますが、そこが出てくるかどうかで、図形の負担がかなり変わってきます。
また、寺子屋の子ども達を見ていると、国語的に弱い人は平均の概念の理解に苦労しました。
平均は中1一学期の文字式や方程式でも使う内容なので、なるべく理解できる、できなくても、作法として解き方が分かると楽かと思います。
割合の計算はできるか?
最後に小学校算数の大きな山。
%の問題です。
これは中学生になっても必須なので、何とかしておきたいところ。
理解まで求めると、時間が掛かってしんどくなるので、とにかく解き方を覚える方法でOKです。
小学生の頃は公式に当てはめて解いていても、中学生になって受験生になる頃には、その意味も分かってきます。(私もそのタイプでした)
一度に全てを求めなくても大丈夫です!
理科は2巡くらいでOK
理科に関しては、中1の内容に直結することが少ないので、完璧を目指さなくて大丈夫です。
どちらかと言うと、「問題で解けなかったことを覚える練習」に使うくらいの気持ちで取り組んで下さい。
算数とも関連しますが、水溶液の濃度はそのまま中学生でも出てくるので、5年生の内容のそこだけは押さえて欲しいですね。
理科を3巡やるのなら、算数にもう1巡増やして欲しいのが本音です。
まとめ
小学校総復習には、隂山メソッドのたったこれだけプリントシリーズを3年生~6年生の4冊を用意しましょう。
目次を見て、エクセルなどで見出しの一覧表を作ってください。
テキストを読み、問題はコピーやノートに解いていきます。
終わったページは、間違えた数を表に書き込んでいきましょう。
間違えたページだけ、全問正解に近づくまで繰り返します。
この方式は中学生以降の定期テスト前の勉強にも使える方法なので、できれば6年生の間に体験してもらいたいな~という下心もあって、寺子屋では採用していました。
ただし、完璧に全問正解しなくても大丈夫です。
暗記項目はすぐに忘れることも多いですし、算数に関しては数か月後に成長して理解できることも、この時期にはよくあります。
お家の方は、「これができないと不安…」と心配そうな顔を向けないで、「未来に期待!」と笑ってあげてくださいね。
この4冊をやるだけでも、大きな自信にはなるので、「やること」を応援してあげて、「やったこと」を褒めていただけたらと思います。
それではハッピーなおうち学習を☆彡
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