知育玩具アルゴ、幼児用を試してみました♪
プログラミング教育の必修化が決まったり、論理系パズルの本が流行ったり、世の中は論理思考ブーム!
そのブームの1つに知育ゲームの『アルゴ』がありますが、最近は未就学児版も出ているのをご存知ですか?
我が家の年中さんや、年中さんお友達、そして算数が苦手な2年生と遊んでみました♪
目次
アルゴとは?
集中力・記憶力・分析力が身につくというカードゲーム。
通常版は白と黒の0~11までの数字カードを使い、2人~4人までで遊びます。
相手の札を当てていくゲームですが、自分の札や、相手が自分に当てに来た数字、オープンになっている札を見て、隠されている相手の札の数字を分析します。
もちろん、何も考えないで勘ですることもできますが、こーなってあーなってと論理を組み立てて、それがスポッと上手くハマった時の快感は特別♡
最初は頭から煙が出ている小学生たちも、論理がハマると「気持ち良い~♪」と歓声を上げます。
未就学児用はどこが違うのか?
通常版と一番違うところは、カードではなくてタイルであること。
使われる数字が、通常版の「0~11」に対して「1~10」までなのが特徴です。
また、引いたタイルは必ずオープンにするルールなので、展開が早く、幼児が飽きるのを防ぎます。
これ、実は私が最も感心した幼児用ルールです!
タイルにもパンダの顔が描かれていて、何となくそれだけで楽しい雰囲気になっている次女さん。
タイルなので、裏返しに置くわけではなく、立てて置けるので、自分の手札が常に見えているのも特徴です。
通常版は手札を裏返して置くので、小学生でもつい「あれ?何だっけ?」と見返したり、自分の持ち札なのに、相手にアタックしちゃうのですが、これなら大丈夫!
次女と遊んでみた
ルール通りに軽く遊んでみます。
まだ最初は当てずっぽう。
何回か当てずっぽうでも遊んでみたところで、ちょっと入れ知恵しました。
私の手札のパンダさんの、見えている数字と数字の間の数を紙に書き出してみました。
その中で、自分の手札にバツをつけていくと、私の隠れている手札が推測できるよ、という考え方です。
最初はこれを口で説明していたのですが、頭の中で数字にバツをつけるのが難しかったようなので、紙に書いたらヒット!
こうやるとすぐに分かる!ということが理解できたので、その後は何度も何度も嬉しそうに挑戦していました。
親ばかですが、5歳児が紙に数字を書いて、「ここがこうだから」などと理詰めで考えている様子を見ると、心の中でガッツポーズ!
この調子で育ってくれればどんな未来が?!と、タヌキの皮算用をして嬉しくなってしまいますね(笑)
お友達と遊んでみた
そして、つじつまを考えるのが上手になってきた様子に気を良くして、お友達とできるかなと、チャレンジしてみました♪(私のチャレンジです!)
お招きしたのは、同じく年中さんの男の子と女の子を1人ずつ。
2名ともアルゴは未経験です。
まずは、パンダさんのタイルになじんでもらおうと、高く積めるかな競争から。
何となくパンダさんになじんできたと思ったら、数字が書いてあるので、3人が裏返して神経衰弱を始めました(;^ω^)
え?!そっちに行っちゃう?と思ったものの、神経衰弱ができないと、アルゴも難しいと思ったので、まずはお手並み拝見。
どうやら2人とも、神経衰弱も慣れていない様子。
そんな間に、うちの慣れている次女さんが、全部取りまくって終わってしまいました…。チーン。
2人が意気消沈してしまったので、ここで今回の実験は終了です。
未就学児とする際の注意点
我が家はパパさんが元プロのゲーム販売員ということもあり、初めての人にゲームを好きになってもらう姿勢がお約束です。
子どもを相手にゲームをするときは、常に接待!が基本。
くれぐれも「勝負の厳しさを知って欲しい」なんて思っちゃだめですよー。
大人も楽しいからって本気でやったらダメですよー。
うちの長女みたいに「ママとは絶対にせぇへん!」になってしまいます…。
アルゴも教育的効果を期待したいのですが、好きじゃないと遊んでくれません。
なので、最初はパンダさんを触りたくなる、が第一歩。
次に、楽しいと思ってもらうこと、それには「勝てる」が重要です。
かなり手加減して、分かっていてもわざと間違えまくって、「ママは勝てないなぁ」と言いまくってください(笑)
見え見えの手抜きでも、子どもは大喜びで、「もう一回しよう!」と言ってくれます。
ゲーム類になじんでいない子の場合
お友達の様子を見ていて思ったのが、トランプ類などで遊んでいるかの差でした。
まだ年中さんの5歳児、上の兄弟がいないのもあって、数字を見てもピンとこなかったり、覚えておいて次に生かす経験が無さそうでした。
最初はタイルで神経衰弱をして、数字を覚えて当てに行く感覚を持ってもらう方が、実際のゲームがスムーズかと思います。
算数が苦手な2年生もこれでOK
寺子屋の2年生もアルゴをしたのですが、苦手だろうと思う子はこちらを使ってみました。
それが大正解!
見えている情報が多いことが重要です。
また、算数が苦手なタイプの子は、間違うことを非常に恐れ、なかなかゲームが進まないので、幼児用ルールの方がテンポよく遊べると思います。
算数が得意な2年生は、通常版でもホイホイ遊んでいました!
まとめ
未就学児向けアルゴは、年中さん(4歳5歳)くらいから遊べます。
でもその前に、神経衰弱など当てて取るようなゲームで遊ぶと、理解が早いと思います。
数字をしぼりこむ作業は、紙に書いてあげるとスムーズですよ。
算数が苦手な2年生くらいでも、こちらの方が遊びやすいです。
大人が遊んであげる場合は、くれぐれも接待でお願いします♪
それでは、また☆
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