小学生新聞を比較して、読売を選ぶ理由
我が家では『読売KODOMO新聞』を4年ほど購読していました。
その理由は、私自身が塾にも通わず、親からも指導されず、自学できるようになったのは、小学館の学年雑誌と新聞(地元地方紙)をずっと愛読していたから、と考えるからです。
興味が無くても、雑多な分野の情報をキャッチし易く、ちょっと背伸びした内容にも触れられて、知識の幅が広がります。
うまく長女もその流れに乗って欲しいな~と思ったものの、学年雑誌はもう存在していないし、当時の我が家は新聞を取っていなかったので、目を付けたのがこども新聞でした。
今回は小学生にオススメの小学生新聞、我が家が選んだ『読売KODOMO新聞』について書いてみます。
目次
小学生新聞の種類、その中のオススメは?
大手新聞社3社から出ていますが、私が寺子屋でもオススメしているのは、読売新聞。
なぜならば、週刊だからです!
★読売KODOMO新聞 週に1度木曜日 20P 500円
★朝日小学生新聞 毎日届く 8P 1769円
★毎日小学生新聞 毎日届く 8P(金曜土曜12P) 1580円
公式サイトにリンクしているので、気になる方はチェックしてみてください。
無料でのお試しもできます。
3社とも読み比べてはみたのですが、連日届くのは親子ともにノルマになってしまいます。
特に我が家は、習い事が毎日夜遅くまで入っていたので、現実的ではありませんでした。
その点、週刊だと待つタイミングが生まれるので、この『楽しみに待つ』のが長く続くポイント!
3社読み比べて、内容は?
正直な話、中学受験を考えていないなら、全く気にしなくていいと思います。
どんなに読んで欲しい記事があっても、興味がない記事をこどもは読みません。
親が厳選しても、読まないと意味が無いので、判断の基準は「子どもが読むかどうか」。
私が小学3年生の頃は殺人事件のスクラップをしていましたし(このエピソードは子ども達にもドン引きされたw)、4年生で日航機の墜落事故があったので、その記事ばかり読んでいました。
でも、それを止められなかったからこそ、新聞を読む習慣へつながっていったと思います。
まずは新聞を読む習慣をつけること、時事ニュースへの垣根を低くすることをゴールにして、週刊くらいから取り入れてみることをオススメします。
ワンコインですしね!
愛読していた読売KODOMO新聞の内容
トップ記事は時事ニュースであったり、季節の行事に関することなど様々。
内容の傾向も、1年生~6年生、男女バランス良く感じます。
連載漫画もあり、男の子向け、女の子向けあり、歴史がらみだったりと学習への方向づけはあります。
私の印象では、全体的にちょっと幼い子向け、3年生~5年生くらいが読者層か?、という印象。
特に、あまり本を読まない男子でも読みやすいように、と感じる作りもありました。
小学館とタイアップしているので、ドラえもんやコナンくん、ポケモンはよく出てきます。
東京方面のイベントの紹介も多いので、そのイベント自体が面白そうなだけに、地方在住としては悔しいですね。
読者投稿のページもあるので、寺子屋の生徒さんで飽きてきた人には、投稿を勧めていました。
そしたら1発で掲載されてびっくりでした(笑)
購読していて役に立った?
週刊の小学生新聞が直接学力に結びつくか、と言われるとNO!だと思います。
しかし、週に1度なので楽しみに待って読む習慣がつき、本当に大きなニュース(大統領選、震災、ノーベル賞など)は、リアルタイムでそこそこ詳しく読めたのは、親も嬉しかったですね。
大統領選について、親子で会話するなんて、小学生新聞が無ければ無理でした。
導入としては文句なし!
そして新聞を取らない現代家庭にはちょうどいい量!
その流れがあって、我が家では6年生で一般紙も購読を始めました。
時事ニュースへの関心も育っているので、スムーズに読んでいます。
中学生から新聞を読む習慣をつけることは難しいので、一般紙への移行は、6年生が最適だと思います。
次女のための新聞計画
私が考えるこども新聞スケジュールとしては、以下の流れです。
4月から年長さんの次女は、来年の4月から、この流れで進めてみようと思っています。
●1年生
読売KODOMO新聞で導入
生活ペースに余裕があり、本人も読みたがるようなら、連日届く、朝日新聞、毎日新聞に移行。
(※中学受験をされる方なら、3年生くらいから連日版に)
●早くて4年生、遅くても6年生
一般紙を読むように促す。
一般紙に慣れるまでは、並行して購読し、一般紙でOKそうなら、こども新聞終了。
ただ、こども新聞の連載が好きで読みたい!と言われたら、小学校卒業までは購読してあげて良いかも知れません。
長女は、「連載を読みたいから中学でも続けたい」と言っていたのですが、サンプルで入っていた中高生新聞に魅力を感じて、4月からあっさりと中高生新聞へ流れていきました(笑)
現在は、中高生新聞と一般紙と併読しています。
中高生新聞については、また次の機会に!
時事ニュースで雑誌タイプのもの
アエラの小学生版が月刊誌であります。
書店で扱っているところもあるので、興味があれば立ち読みしてみてください。
地元の書店では、児童書の雑誌置き場(『こどものとも』など)に置いてありました。
新聞のメリット
私自身の経験以外でも、新聞はやはり学習の宝庫。
中学生になると、文章の読み書きの差が本当に大きくて、それまで読んできたもののレベルが、全ての教科に影響しています。
記述問題で話し言葉しか書けないケースや、問題の意味が読み取れないケース、下手をしたら教科書ですら、内容を読み取れません。
また、中学生で出てくる漢字(漢検3級レベル)は、日常的というよりも、新聞で使われるような語句が多くなります。
先日、漢検3級のテキストを配布して、中を一緒に見たところ、「獄、獄中とかで使う字だね~」「絞、絞殺とかで使うね~」と、あれれ?不穏な話ばかりやん!と笑う場面がありました。
3級の字は新聞の内容だから新聞読め!とまとめましたが、新聞らしい字が多いなぁと私も驚きました。
まとめ
興味の幅を広げる&時事問題への垣根を低くするために、小学生新聞はオススメです。
中学受験をしないなら、週間の読売KODOMO新聞で十分!
5年生くらいまで楽しく時事問題に触れて、6年生くらいから一般紙に移行していきましょう。
中学生で一般紙が読めると、メリットは大きいですよ!
それでは、ハッピーなおうち学習を☆彡
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