漢字が苦手な小学生に!一緒に克服しましょう
あっという間に5月です。
漢字の先取り、どの程度進んでいますか?
隂山先生は5月中に1年分の先取りを提唱されています。
週に一度の寺子屋では、そこまでできないのですが、1学期で一巡できるようにだいぶ進み始めました!
千里の道の第一歩!
漢字を先どりすることで、予習型学習の定着まで突っ走ることができます。
春は寺子屋の生徒さんが増えたり、今年は幼稚園の役員を引き受けたりしていたので、なかなかハードな1か月、ご報告が遅れましたが、ご家庭での先取りペースと比べてみてくださいね。
それにしても、幼稚園児は本当にかわいいです!
小学生になると「やらなきゃいけないこと」に、親まで追われてしまいがちなので、残り1年を存分に楽しもうと…役員を引き受けて自分の首を絞めてます(^^;
寺子屋で使っている教材
過去記事にもしましたが、毎年使っている教材があります。
過去記事>>【漢字前倒し】小学生の漢字は1年で3回繰り返すと効果絶大!
『下村式となえて書く漢字ドリル』のシリーズです。
今年度もいろいろ市販教材を見たのですが、このドリル以上に、自学で漢字練習を進めるための教材は見つかりませんでした。
今年も全力でプッシュします!
漢字練習ノート 小学1年生 (下村式 となえて書く 漢字ドリル 新版) | ||||
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漢字練習ノート 小学2年生 (下村式 となえて書く 漢字ドリル 新版) | ||||
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漢字練習ノート 小学3年生 (下村式 となえて書く 漢字ドリル 新版) | ||||
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漢字練習ノート 小学4年生 (下村式 となえて書く 漢字ドリル) | ||||
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漢字練習ノート 小学5年生 (下村式 となえて書く 漢字ドリル 新版) | ||||
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漢字練習ノート 小学6年生 (下村式 となえて書く 漢字ドリル 新版) | ||||
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漢字練習ノート使い方
この教材のメリットは、『となえかた』で部分に分けて、漢字を見る練習ができること。
漢字が苦手な子は、「なんとなくこんな形」でふわっと見るので、細かい部分が定着しません。
細分化することで正確に見るようになり、書き順も正しくインプットできるので、字の形も整います。
書き順は必ずしも正確でなくても良い、という指導もされていますが、書き順がある程度正しくないと、覚えにくいということが、子ども達を見ていても分かります。
新しい字は、書き順を意識してみてくださいね!(写真は3年生版)
『なりたち』も重要です。
こういう意味だから、こういう形、と知って字を学ぶこと、4年生以上は是非とも身につけていただきたい!
この頃から、同音異義語がたくさん出てきます。
意味を知らないと、何度練習しても書けません…。
一番出てくるのは5年生なので、4年生でなりたちを考えて、字を書く習慣をつけてもらいたいと思います。
また4年生くらいから、普段使わないような言葉に使う、漢字も出てきます。
練習に出てきた熟語の意味も分かりません。
一番右端の問題文を読むことで、使い方に慣れてもらうよう、必ず『文』を読むように指導しています。
左ページのなぞる練習部分は、以前は上のなぞりを終えてから、下の書くところを埋めるようにさせていました。
しかし、今年はやり方を変えて、「なぞり→書く」を1文字ずつ交互にさせてみています。
どちらが効果的か、また子供たちの意見も聞いてみたいと思っています。
ただ、どちらでも、やるからには自分テスト!
なぞりでインプットしたら、書く部分は「本当に覚えたかな?」と見ないで書いてみるようにと、伝えています。
自分のインプットを確認しながら覚える習慣を、小学生ではつけてもらいたいですね。
寺子屋の進捗状況
現在通ってくれている子ども達の進捗です。
3年生…56字終了(全200字)
4年生…48字終了(全200字)
6年生…48字終了(全181字)
だいたい、4分の1程度、4月に終わらせました。
速く進もうと思えば、できる子も多いのですが、今までも「ノートは埋めたけど全然覚えてない」お子さんもいたので、スピードはこのペースで良いから、インプットを確実にと伝えています。
特に6年生には、ずっと「覚えない・使えないは時間の無駄、意味のない勉強、やらない方がまし」と言い続けていたので、覚えることを意識してくれている様子です。
私が漢字学習を通して、6年生に言い続けてきた内容は、過去記事にあります。
学校で習う前に漢字を練習することは、最初は子どもにとって負担に感じることも多いです。
でも、「学校で習ってから」を待っていると、高学年の字は定着しません。
漢字が苦手な子こそ、1年に3巡以上することで、定着へつなげていって欲しいと思います。
ついでに言うと中学生になったとき、「学校で習う前に」学習する習慣がついていると、とっても楽ですよ♪
寺子屋の子たちは、本当に普通…より厳しい、漢字が壊滅的な子も多いのですが、一度取り組んでしまえば定着しました。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
まとめ
新学年の漢字は、一学期で一巡終わらせてしまいましょう。
漢字練習ノートは、自学で新しい漢字を学ぶのに適しています。
漢字が壊滅的な子ども達でもできたので、ぜひ、チャレンジしてみてください☆
それではハッピーなおうち学習を☆彡
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私も勉強させていただいてます。
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