高校受験に大手塾へ通うタイミングやメリット
ずいぶんご無沙汰しておりました。
登校拒否次女は2学期になって落ち着いてきたものの、長女が中3受験生になり、大手進学塾の予定に振り回され、ほっとする暇もない親業です(^^;
大手に通い始めて半年超。
今までお家教室で、家庭学習の延長のようにのんびりやってきましたが、大手進学塾ってどう?という感想を書いてみたいと思います。
来年度、受験生になるご家庭は、参考にしてみてください(^^
中3受験生で大手進学塾を選んだ理由
地元は中学受験のほぼ無い、公立王国県の地方都市です。
大多数が、小学校から中学校まで何となく流れ、中3の時点で「行ける」高校を受験します。
ちょっとやる気のあるご家庭では、中学生になるタイミングで近くの塾に通い始めます。
市内の塾は、大手2社が独占状態。
大学進学が可能な高校への進学は、ほぼこの2社の塾生になります。
その他は、アルバイトの大学生講師が教えるフランチャイズ個別指導が、学区にいくつかありますが、上位校への進学は現実的ではありません。
我が家は長女が地元トップ校を志望しているのもあり、トップ校進学実績が一番多い大手塾の校舎を選びました。
大手は市内にいくつか教室があるのですが、校舎からの進学実績も意識しました。
進学実績がある教室の方が、卒業生のデータ量が豊富なので、そこを買うイメージです。
長女にとっては、
「高校に入ったときに、知り合いが多い方が良いでしょ?」
的な発想ですが、同じ高校を目指す友達はたくさんできたので、良かったと思います。
教室自体も「もちろんトップ校目指すよね!」という空気なので、上位校を目指すと決めたご家庭には、向いていると思います。
大手進学塾への入塾タイミング
長女が入ったのは、中2の3月、新年度の中3コースが始まるタイミングでした。
平日は部活で忙しいので、週末に通う選抜クラスに入りました。
何年か、そこの塾の模試だけ受けていたので、選抜に入るのもスムーズでした。
部活動中心の学校生活で、通塾は見送っているご家庭でも、無料の模試生としてつながりはできます。
模試の返却では面談もあるので、何回か受けておくと、塾が合うか合わないか分かるし、入塾するにしてもスムーズだと思います。
ちなみにお値段は、月に4回ほどで3万円ちょい。
次女の幼稚園は毎日通って3万円ちょい。
次女さんが小学生になって、保育料3万浮いたと思ったら、そのまま塾代です(´;ω;`)
習い事も続けていた我が家としては、月に3万円+季節の講習代で年間50万円超を、中1からかける選択肢はありませんでした。
最初は数学・英語の2教科からスタートするつもりだったのですが、家にいると次女がお姉ちゃんの邪魔をするので、もう最初から5教科にしたら?と、放り込み。
結果的に、これは失敗でした。
理由は、課題の多さに慣れません。
進学塾は予習型の課題になり、それが5教科分となると、全てが中途半端です。
中3と言っても、まだ本人も部活中心、受験生気分でもないので、慣れを優先させた方がベストでした。
うちの中学だけかも知れませんが、中3の一学期って、全く受験生じゃなかったです…。
今、やり直せるならば、3月~7月は英数の2教科のみの受講とし、その代わり課題を正しくできるようにしたいです。
とにかく、課題のやり方に慣れないと、受講しても無駄なことが多いです。
塾の課題の出し方は、悪くはないのですが、要領が悪く時間のかかる長女には、ちょっと多すぎました。
ついつい、埋めて出す方向に走りがちで、意味が無い…と親は心で泣いています( ;∀;)
夏休みの夏期講習や合宿、模擬入試など
はい、20万円コースでした。
チーン…。
20万円の価値があったかと言うと…。
うーーーーーん。
うーーーーん。
うーーーん。
合宿は楽しかったそうです。
普段、中学校では勉強をするお友達がいないので、ひたすら勉強するというのが新鮮で楽しかったとか。
志望校やレベル別にクラス分けされたり、模擬入試で願書の出し方から練習したりと、大手ならではのイベントを楽しんでいました。
長女は地元公立のトップ校志望なのですが、長女のように通塾が初めてのパターンもいる他、小学生の頃から通塾して大手のトップコースに在籍している子たちとも合流します。
私立の数が少ない公立王国なので、小学生の頃から公立トップ校を目指す層も多い地域性です。
そういう子たちと一緒に勉強することで、良い雰囲気をもらって帰れたかな~というくらい(^^;
夏期講習が前期、後期で7万円ほど。
合宿が5日間で13万円。
長女が一番成長したと感じるのは、取り組むスピード。
春~夏期講習の前半では、毎週の課題のプリントを、ノートに貼ることに手間取っていました。
勉強じゃないですね…。
夏期講習は毎日だったので、私がプリントを貼るのを手伝うレベルです。
それが合宿で、できる子たちと同じペースで生活して、自分でできるように(*´▽`*)
え?これだけ?!と思われるかも知れませんが、進学校に進学することになったら、課題の多さに対する処理能力は必須なので、良いことを学べたと…思うようにしています…。
模擬入試は楽しんでいました。
判定が厳しいらしく、大半の子が落ちてしまうそうで、合格発表では涙涙な場面も恒例。
なのに、長女は受かってしまって、キョトン。
緊張感の中で実力を発揮する…という練習もあるみたいで、緊張からうまく実力を発揮できない子も多いようです。
緊張しやすい子には、良い練習かも知れません。
長女はずっと個人競技のスポーツをやっていたので、逆に緊張する場面が得意で…こんな結果でした(^^;
そう思うと、小学生の頃から時間とお金を費やしたスポーツも悪くない?!
中3受験生の通塾開始時期まとめ
長くなるので、ひとまず夏休みまでの記録です。
部活中心の学校なので、大多数の引退となる夏休みまでは、全然受験生の雰囲気ではありませんでした。
親は焦ってしまいましたが、大手など量が多い塾に通うならば、最初の数か月は量を減らして、慣れることを優先させるべきです。
「こなす」形で導入してしまうと、後から修正するのが大変です(*_*)
中3から通い始め、一学期は慣れるまでの助走、夏休みから本番!くらいがちょうど良いと思いました。
長女も夏休みで引退を迷ったのですが、11月まで続けました。
3年になってやっとレギュラーになれたので、大会に出たいというのもありました。
親としては、部活と受験勉強を両立させる必要性があった方が、スピードと計画性を身に付ける!と目論みました。
…すみません、甘く見てました。
長女のマイペースさを(^^;
結果的に、引退するまで、受験勉強は塾に通っている時間だけでした。
期末テストが11月末に終わり、12月になった今、やっと受験勉強らしいことをしています。
部活との両立は、精神的にひっぱられる様子なので、志望校レベルに合わせて引退は必要かと思いました。
秋以降の様子は、また後日書いてみたいと思います。
それではハッピーなおうち学習を☆彡
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