オール5を取って内申点を上げる勉強法
新年度もいよいよ始まります。
新学期、新中学生活に向けて、通知簿が、ほぼ(笑)オール5の長女の内申点(通知簿)の取り方を、記事にしてみようと思います。
長女は優等生タイプではなく、どちらかと言うとお世話されちゃうタイプですが、通知簿が重要であることは知っているので、自分で戦略を立てて授業に臨んでいます。
内申点の配分の高い地方の、公立高校入試を考えている方は、参考にしてみてください。
・過去記事
親が最初にしたこと
中学入学前に、高校入試における内申点(通知簿の点数)の配分を伝えておきました。
こちらの地方は本当に配分が高いので、公立トップ高はオール5が前提です。
どんなにペーパーテストができても、副教科を含む通知簿が悪いと、持ち点が低くくて落ちてしまいます。
それどころか、受験をさせてもらえません。
そして、だいたい3年間先生は変わらないので、最初の印象が肝心だということも理解させています。
意外と子ども本人が通知簿の重要性を知らない、というケースをよく聞きます。
どれくらいの通知簿の点数で、どこの高校が受験できるか知っておくと、本人の意識も変わってくるので、是非調べてお伝えしてくださいね。
そして通知簿をもらってきたら、必ず点数計算をして、後何点必要か、そのために力を入れる教科はどれで、何をすれば良いかを、家族で練ってみてください。
本人の意識無く、通知簿の点数は取れません。
内申点の配分は、上のご兄弟のいるお友達ママさんに聞いたり、ネット検索を使っても出てきます。
正確に知りたい方は、4月の家庭訪問で先生に聞くのが一番でしょう。
こちらは中3の2学期が重要ですが、地方によっては中1からも点数として使われるので、ご注意ください!
通知簿のしくみ
次に、通知簿ですが、テストだけ100点でも5は取れません。
だいたい、『テスト・授業態度・提出物』の3点セットです。
テストが100点でも、授業中に寝ていたり、宿題を含めて提出ができていないと、良くて『3』どまりです。
授業態度は、先生の方を向いて授業を聞くのはもちろん、発表をするなどの積極性も大切です。
提出物は、締め切りを守ることが非常に重要です。
1日遅れで出しても、未提出と同じ扱いの先生もいます。
遅れて出す常習者は、意識改革が必要です。
欠席も同じなので、提出がある日は休まない体調管理と、事情によってはお友達にお願いしたり、諦めないでくださいね。
我が家でも一度、インフルエンザかもしれない状況で、美術の提出日の登校が難しい…となったことがありました。
その時は、電話をくださった担任の先生が、「取りに伺いましょうか?」と聞いて下さるくらい、提出日を重要視されていました。
(結果としてインフルエンザではなかったので、登校して提出しました)
さて、次に長女の戦略です。
最初が肝心!イメージ戦略!
入学してまだ初対面の最初、ここが肝心!
先生の目を見て授業を受けましょう。
クラスの中で、先生が「お!」と思う聞く姿勢、ここからがスタートです。
長女の学校では300人ほどの生徒を、教科の先生は一気に覚えなければなりません。(主要教科は担当の先生が複数人いますが、副教科は一人です)
何もしないと、1年間顔と名前が一致しない『その他大勢』の生徒になって、大勢の中に埋もれてしまいます。
先生が語り掛けたとき、「うんうん」と頷いたりと、アピールが必要です。
私も小さい教室ながら先生をしているので、子どもが思っている以上に、先生には見えているし、伝わっているんだよと、長女にも話しています。
この「うんうん」は結構嬉しいので、それだけでかなり好印象!
そんな長女には、先生もよく話しかけて下さるそうで、「この前のノート見せて」など、授業で確認を取りたい時など、長女に聞いてくることも多いとか。
「この子はしっかり聞いてる」と思われているようです。
そして、発表は間違えても良いので、積極的に!
とにかく手を挙げて、発表の回数を増やすように言うと、小学校時代全然発表をしなかった長女でも、点数欲しさに頑張っていました。(やればできるじゃん…(;^ω^) )
副教科対策
副教科では、得意不得意がもちろんあります。
長女はスポーツばかりやってきたので、その他は未経験。
<音楽>
一番苦手な音楽ですが、大きな声を出して歌う、堂々とリコーダーを吹くなどで対応しています。
楽譜も全然読めないくらい、音楽の基礎知識が無いのですが、口をはっきり動かして歌ってるアピールと、先生の方を向いて授業に集中している、楽しんでいる風で、そこそこ上手くいってます。
ここでは、「思春期の恥ずかしさ」と「良い成績」が天秤にかけられていて、長女は「成績」を優先させていますが、タイプによっては「恥ずかしさ」優先になってしまうかも知れません。
そこが親にはどうでもできず、ちょっと難しいところです。
我が家は4がついた内の1つは音楽で、ペーパーテストは上位、授業態度なども良いので、後は実際の実技のレベル、そしてやっぱり恥ずかしさがあるのかなーと思っています。
<美術>
こちらも未経験ですが、作品を作るのは楽しんでいる様子なので、ずっと5がついています。
几帳面な性格なのもあって、仕上げまで頑張っているのも評価されているかな。
持ち物や道具が多い中、忘れ物も無く提出期限も守っているのも大きいです。
作品自体は平凡だし、芸術的な感性があるわけではないものの、やることを正しくできていれば評価は上がります。
こちらは思春期の恥ずかしさは、関係ないですしね!
<技術家庭>
過去記事でも書いたのですが、食品分野への愛がすごい長女なので、恐らく授業も熱心だし、ペーパーテストも抜群だし、言うことなし(笑)
次は被服分野になったらと思うと恐ろしいですが、最初の印象が良いので、イメージ戦略で乗り切って欲しいです。
技術は苦手なものの、夏休みに自由提出の木工作品を頑張って出したら、同じようなことを授業でやるので、経験者として非常に楽だったそうです。
経験がものを言う分野なので、調理やお裁縫、木工など、どれか一分野でもちょっと練習しておくと、スムーズかなと思います。
<保健体育>
一番好きで得意なはずの体育ですが、1学期と2学期は恐ろしいことに3で、3学期に4になりました。
(そうなんです、体育が一番好きな学科なんです。女子なのに…)
テストでは1ケタ順位、クラスで一番早く走って、マット運動ではお手本になっていても、です。
その理由は、号令の声が出てないことと、長女いわく「好きやから楽しくてテンション上がるねん」と、ちょっと集合が遅れることがある様子…?!
実は6年生の時も、マラソン大会4位、全校縄跳び大会2位(二重跳び100回超)、三重跳び、はやぶさ前後もできる実力がありながら、3段階評価の2でした…。
一番好きなで得意な科目の方が、成績が悪いなんて!って…な状態にもなるので、ご注意ください。
部活の顧問の先生だから、厳し目につけているのもあるかな?!
後はもちろん、定期テスト
定期テストを念入りに頑張るのは、もちろんです。
5教科はまず、教科書を4回以上は読み込み、学校指定のワークを3巡くらいしてください。
副教科は教科書トレーニングが、1冊で3年分網羅していて、使いやすいですよ。
長女が愛用しているのはこのシリーズです。
こちらは出版社関係なく、全国共通です。
その他、長女が自分で選んで、愛用しているのがこちらの参考書。
コンパクトにまとまっているものの、有名どころの内容はおさえています。
語呂合わせが多いので、興味のない分野でも覚えやすいのが嬉しいと言っています。
副教科は、学校の教科書とプリント類の他に、これらのワークをやって暗記ブックで覚えて、で上位をキープです。
まとめ
まず該当地域の公立高校での、内申点の配分や、何年生の何学期の点数が使用されるかを、確認してください。
親子で戦略を立てる!のがポイントです。
最初が肝心なので、5教科はもちろん、副教科も、先生にアピールする習慣をつけていきましょう。
実技科目も得意不得意に関係なく、アピールと授業態度で点数は上がります。(そして得意でも下がります…)
定期テスト対策は、5教科は指定ワーク、副教科は教科書トレーニングを使って問題に慣れておくといいですよ。
苦手分野は、語呂合わせの暗記ブックが強い味方です。
それでは、ハッピーなお家学習を☆彡
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子供に勉強させるのにとっても役立つ記事ありがとうございます
学校のワークやプリントってすでに宿題や学校で使っていて答えが書き込んであったりまるつけしてあったりすると思うんですが再度やり直す際はどうしいていますか?
問題からノートとかに写して解いていったりするんでしょうか?
コメントありがとうございます。
ワークの場合は、テストを見越して前もってコピーを2セット取っていますが、今までも学校で先にやってしまった~ということはありました。
ちょっと手間ですが、点数につなげてほしいのでコピーなど、大人が秘書となって手伝っています。
問題は一切写させません。
うちの子なら写すだけで何時間もかかって、問題を解くのにたどり着きません(笑)
●問題文の中に解答欄がある場合
授業で配布したプリントなども書き込みがあるので、これは絶対にやり直したい!というものは、「書き込みのあるままコピーして、コピーの解答欄を修正テープで消す」作業をしています。
必要ならそれを更にコピーします(^^;
かなり手間ですが、こちらの学校はワークからの出題率が本当に高いので、ワークがあまりにもできていなかったら、やる価値は高いです。
●問題文と解答欄が分かれている場合
そのままコピーして問題だけ切り離して、ノートなどに解きます。
ある程度自分で勉強できる子は、「解答を隠してノートに解きなおす」でもOKです。
どちらにせよ、大切なのはは、解けなかった問題をしぼりこんでいく作業です(^^
私はいつも、解けなかった問題の番号に黄色の蛍光ペンで印をつけさせて、時間をおいてもう一度解くようにさせています。
それでも解けなかったらピンクの蛍光ペンで印をつけて、次はそれだけ解く。
学校で配布されているワーク類は、解けない問題を1つも残さない気持ちで取り組む、ということに慣れていって欲しいと考えています。
「ワークは毎回コピーする」とお家でルールにしておくと、お子さんも自分から気付くようになると思います。
ぼちぼち期末テストですね!
お互い頑張りましょう♪