理科と社会で点数アップするテスト対策勉強法
中学生はもうすぐ期末テスト。
寺子屋の中2たち、中間テストの理科と社会にて、過去最高点の更新が相次ぎました!
学校の授業しか受けていない理科と社会で、高得点をGetした方法のレポートです(^^
目次
理科と社会で、過去最高順位が相次いだ!
中2クラスは5名いるのですが、中間テストでは、過半数になる3名が過去最高順位を更新しました。
●Aさん
理科と社会の両方で、過去最高順位Get!
社会では過去最高から29位UP!
●Bさん
理科で大躍進!過去最高順位を39位縮めて、いきなり1桁へ!
前回定期テストからは100位UP!
中学生になって、理科の90点台は初めて!
●Cさん
社会で大躍進!過去最高順位を43位縮めて、いきなり1桁へ!
前回定期テストから82位UP!
60点台を行きつ戻りつの点数から、いきなり中学生活初の社会90点台です!
中学校によっては、成績表に自分で感想を書く欄があります。
そこのコメントを見ると、心から喜んでいる様子が伝わってきて、私も嬉しい!
テスト前の理科と社会の勉強手順
さぁ、ここからは「何をやったか」という内容です。
実は中間テストの前に、勉強の仕方を練習しました。
用意するのは、学校ワークのコピー2セット。
これを5分で区切って解いていきます。
内容にもよりますが、5分でだいたい見開き2Pを終わるくらいです。
それ以上ダラダラやってもしんどいだけなので、時間は気にしてください。
定期テストは教科書を読め!
ワークをやり始めたものの、全然わからん!真っ赤になりそう!な場合、これ以上進めてもしんどいので、一時停止。
教科書を、もう一度読み直しましょう。
ん?初めて読むとか言わないでくださいよ?
基本的に、学校の授業の合間に、教科書は自分で読むように伝えています。
先生が来るまでのちょっとした3分や、雑談しているときの2分など、学習対象のページは自分で読んでおいてもらいます。
理科と社会の点数は、教科書を何度も読むだけで、数十点も差が出ます!
以前、理科社会で20点台を取っていた人に、問題を解くよりも教科書を読んでもらっただけで、平均点以上に飛躍しました。
この子はマンガをよく読む子だったので、文字から理解する力があると踏んで、教科書を読むことを勧めました。
教科書は全ての基本なので、必ず読み込みましょう。
今回、60点台から90点台に伸びたCさんも、教科書の読み込みを予習として取り組んでいました。
学校ワークを終わらせて「提出物」を作ろう
教科書を読んでいても、いきなり解けないと思います。
まちがえたところは、ガンガンと赤で書き込んでください。
あまりにも真っ赤になるなら、教科書に戻ってくださいね。
ここでのゴールは「提出物を作ってしまって、自分で工夫するテスト勉強時間を作る」ことです。
テスト勉強と、提出課題のワークに取り組むことは、別物です!
テスト勉強とは「できない」→「できる」にすることです。
コピーの取り組み方
学校のワークが終わっている状態で、この、2回目こそが本番だと思ってください。
ここでのポイントは、馬鹿正直に全部やらないこと。
例えば、採点して全部〇になったとします。
これは、全部身についているので、やらなくても良かったプリントになります。
見つけたいのは「できないこと」で、それがお宝です。
お宝を「できる」に変えてこそ価値があるので、〇になるプリントは残念ながら価値がありません…。
だから、問題を見て「これは答えを確認しなくても分かる」と思ったら、飛ばしてください。
その時に、分からなくて飛ばしたのか、分かるから飛ばしたのか、判断できるように「線を引いて消しておいて」と伝えました。
ただし、この判断はレベルが高いですよー。
自分が「できる」のか「できない」のか、判断ができる時点で、既にハイレベルです。
常にこの視点を持てたら、受験生として一人前になると思います。
もちろん、今は練習期間です。
「できることはしない」を、試行錯誤しながら、身につけていきましょう。
そうしないと、何時間あっても、同じ問題ばかり解き続けて、受験勉強は進みません…。
そしてコピーを解くのは、同じ問題の2回目、3回目なので、問題文をいちいち丁寧に読まないでください。
普段は「問題文に線を引きながら、何を問われているか確認して解く」と言いますが、ここは何巡もする課題です。
もう分かっている文は読む必要がありません。
条件反射のように、キーワードを見て答えてください。
コピーでもワークでも、1見開きごとに、こまめに答え合わせをします。
答え合わせをまとめてする人は、解いてないのと同じです。
答え合わせは直後にすることで、問題を解いた効果を最大限に引き出せます。
(これについては語りだしたら止まらないので、後日…)
コピー2セット目は、1枚ごとにやっていては効果が薄いので、まずは1セット目を全て終わらせてくださいね~。
記憶の定着を狙うなら、数日後です。
逆に、遅すぎてもダメです。
答え合わせのやり方
「スピード優先型」と「後でじっくり型」に分けるのがポイントです。
ここを混ぜてしまうと、5分単位を意識している、スピードが台無しになるし、考えもまとまらなくなるので、仕分け作業を入れてください。
集中して解いている時間は、考え込まないといけない解答は、付せんなどをつけて飛ばしましょう。
スピードに乗って取り組みたいので、じっくり考えこんでしまうとスピードが落ちてしまいます。
ここでは、〇と×、正解を見て「あ、そっか!」と途中まで出てきた問題や、「全然覚えてなかった!」などの暗記などを中心に、確認しましょう。
理科の計算など、全然見当違いだった場合は、後でじっくり考える時間を取ります。
うちの子など見ていると、答え合わせでスピードが落ちているように思います。
まとめ
定期テストに向けて、理科と社会の勉強は、学校ワークのコピーを2セット用意します。
その前の教科書を、何度も読んでおこう!
コピーはできない問題だけを、選んで解きます。
見開き分が5分で終わるよう、スピードを意識して解きましょう。
答え合わせはすぐに!
考え込む答えは、後回しにしてスピードを落とさないようにしましょう。
コピー2セット、まともにダラダラ解いていても、効果はありません。
将来につながるための練習ができるように、取り組んでもらえたらと思います。
実際にやってみた方がいらっしゃったら、ぜひご感想をお聞かせください(^_-)-☆
それではハッピーなおうち学習を☆彡
過去記事より、中学生の理科と社会の勉強に関する記事です。
この記事が少しでもお役に立てたら、応援お願いします(^^
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