中1英語を先取りするためのオススメ参考書&問題集
寺子屋の6年生では中1英語を1年かけて先取りします。
今年は5年生がたくさんいて、3月から助走、4月から本格的に英語を始めるので教材の準備をしています。
今回は、寺子屋で使っている中1英語の市販教材をご紹介します。
目次
6年生で中1英語をやるゴール設定
まず、中1英語を1年分やると言っても、私は1学期の中間テストと期末テストで100点を取ることに設定しています。
英語ってやろうと思えば、アレもコレもと本当にきりがないので、やっている途中でイライラすることもたくさん出てきます。
それだとお子さんも嫌になってしまうので、コレができてればOKの基準を明確にしておきましょう。
というわけで、中1の1学期100点!。
テストで点が取れるための勉強に特化しています。
最初を上手く滑り出せれば、後は自分で継続あるのみです。
高得点が取れる→得意な気持ちになる→嫌いでないから日々取り組みやすい、の好循環を作ることが目標です。
英語って結局は継続が命なので、いかに継続させる環境と仕組みを作るかですね。
寺子屋では1年先取りと言っても、授業は月に1回だけで、全12回でした。
後はひたすら、ラジオ講座を聞いたり、宿題として問題集を解いたりの積み重ねです。
こちらで紹介することは、ほぼご家庭でもできる内容だと思います♪
寺子屋愛用の教材はコレ
学研教育出版 1058円(税込み)(CDつき)
単元ごとに見開きで、左に解説ページ、右に少しだけ問題があります。
このシリーズの利点
こういう参考書+問題タイプの教材は多いのですが、私がこのシリーズを選んだ理由は、紙質が書いて消すのにストレスの無いノートのような質感であること!
この書き心地や、きれいに消せるかどうかは、私が子供の頃の教材選びから重要視していました。
特に勉強が苦手な子は消しゴムを使うことが下手なので、ストレスを減らす意味でも大切です。
手書き風の絵柄も女子には好評で、そういうとっつきやすさは必要かと思います。
また、問題ページの問題には、恐らく書けないであろう単語が、小さく欄外に掲載されています。
普通の問題集は、単語を覚えていないと解けないのですが、これは覚えていなくても解けるんです。
…いや、それ解いてる内に入らへん…とツッコミも入れたくなりますが、英語はまず型を覚えて欲しいので、型に合わせて単語を当てはめていけば…あら!解けたじゃない!を演出するのに、非常に助かります。
ただ不思議なのは、中2で習うはずの受動態が、中3のテキストに入っていたりと、何だか分類が少し違うような…?
でもうちは先取りなのでノープロブレム!
ひとつひとつの使い方
やり始める前に、目次を見て計画を立ててください。
だいたい、12分割できると思うので、4月にここまで、5月にここまでと、単元で区切ると、取り組みやすいでしょう。
もし、現在6年生で、4月までに少しでも!と考えていらっしゃる場合は、「三単現のSまで」と、範囲を決めて取り組んで下さいね。
だいたい、中1の一学期ではここまで進みます。
やろうと思えばどんどん進むのですが、あまり進み過ぎず、くり返し声に出す、書いて練習、単語を覚えるなど、区切りをつけた期間は進まない方が得策です。
特に、左のページを見ながら右の問題を解いてしまうと、もちろんすぐに正解して終わってしまいますが、力はつきません。
それならば、
・1回目は左ページを見てOK、だけどノートに解く
・2回目は左ページを見ないで、テキストに書き込み
という風に2回以上使うと定着するでしょう。(またはコピーを取るのもOKです)
ドリルで問題演習を増やしましょう
もちろん、これだけだと問題演習量は足りないので、問題を解くようにもう1冊用意しています。
数研出版編集部 540円(税込み)
ちょうど今は年度替わりでアマゾンの方の在庫が無くなって、高値になっておりますが、定価は税込みでも540円という低価格、その割には問題数が充実しているので、コスパの良い問題集だと思います♪
「青チャートと一緒に」とありますが、その必要は無く、私はただの問題集として使っています。
ただし、出てくる単語が急にレベルアップするので、できればこれをやる前に、単語の強化をして欲しいところ。
上記ひとつひとつをやりつつ、中1英単語を200語くらいは練習して、2~3か月後くらいからが、やりやすいかと思います。
昨年度のクラスでは、単語が分からないのは割り切って、文法の並びさえ合っていればOKという使い方をしました。
要は英文法を身につけて欲しいので…。
今の中1クラスでは、6年生のときは「I 行く to school.」のように、単語を日本語で置き換えて書いてOKとしていて、中1になってそこを埋めていく使い方をしました。
中1長女いわく、「たった1年前は、何でこんな単語が分からんかったんやろ~」と、できなかったことができるようになってることを感じるので、嬉しそうに埋めています。
このドリルは教科書より少し上、公立高校受験未満なレベルなので、学年で英語上位に入ろうとするには、ちょうど良いかと思っています。
英検対策も考えておきましょう
また、英検は別の記事に書く予定ですが、今の中1の子たちは、6年生でざっくりと中1英語をやって、中1の6月に5級に合格しています。
こちらは公立高校への内申点の加点にもならないので、英検は特に必要性を感じていなかったのですが、モチベーション維持のために良いかと取り入れました。
普段の宿題だけじゃ、理解せずに流してしまう人も増えてくるのですが、試験となるとやりますから♪
学研教育出版 1080円(税込み)
その際に用意したのも、ひとつひとつシリーズ。
子ども達は、新しい様式に慣れるまでに時間が掛かったり、新しいことってハードルが上がるのですが、同じタイプのものだと「これならできる」とスムーズです。
なので、英検などのテキストも揃っている、こちらのシリーズを選んでいます。
1年やった結果は…
そんなこんなで力を入れて取り組んでも、リスニングの放送の雑音が多かったり、地名を大文字しなかったり、クエスチョンマークを書き忘れたり、やってしまうのが中学生…。
それでも100点の子も出たし、1学期は95点以上、2学期も90点以上はキープできたかなという結果です。(まぁ、問題自体が難しくないのですが…)
これらは、英語を6年生で初めてやった子が殆どで、学校の他の教科は平均的な成績の子も殆ど。
「英語だけは楽やわ~」「英語得意かも!」と、非常に前向きなので、目的も達せられたかと思います。
まとめ
中学英語の1年先取りは、「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」で。
英検対策も出ているので、シリーズで揃えたりすると、子どもも使いやすいです。
最初に目次を見て、1か月で何をどこまでやるか、明確にしておきましょう。
あまり進み過ぎず、くり返し声に出す、書いて練習、単語を覚えるなど、定着させつつ進めてください。
数か月ほど「ひとつひとつ」などで慣れてきたら、チャート式ドリルで問題演習を増やしましょう。
中1のテストで高得点を取って、「英語って楽」と思って貰えれば目標達成です♪
後は自分で頑張ってもらいましょう!
では、また☆
&ランキングに参加しています♪
この記事が少しでもお役に立てたら、ポチっと応援お願いします(^^
最新のコメント