中学生の社会と理科の勉強方法
中学校に入ると、英数は通塾でフォローがあるものの、理科と社会の学習方法に迷われているお家も多いと思います。
急に増える暗記量、テスト前だけで何とかしようとしても間に合いません。
寺子屋では授業はしていないものの、理科と社会対策も立てているので、良かったら参考にしてみてくださいね。
急激に増える暗記への準備
寺子屋ではまず、6年生の内に暗記への一歩を進めています。
過去記事に書いているので、ご参照ください。
一問一答問題集を使おう
大学受験で社会と言えば、山川の一問一答!
私はこれが大好きだったので、中学生を受け持つときに最初に探したのも、一問一答形式の問題集でした。
暗記科目は、まず用語を覚えていないと何も進みません。
学習の順番としては、一問一答で用語を身につけてから、グラフを読んだり、歴史の流れを考える問題に取り組んでいくことになります。
私が選んだのが、高校入試向けの問題集のこちらの2冊です。
結論から言うと、めちゃくちゃ重宝してます!
高校入試まで使えるので、中1たちにはちょっと難しく感じるようですが、使っていく内に慣れるので大丈夫。
内容がシンプルで、厳選された用語で絞り込まれているので、「苦手過ぎてどこから勉強して良いか分からない」という生徒さんにも、「まずはこれだけ覚えましょう」と渡しています。
5年くらい使っていますが、やってて良かった!が増えていますよ~。
一問一答問題集を使うための準備
この問題集、B6サイズなので手軽に持ち運んで気軽に使えます。
解答欄が同じページに赤で書いてあり、赤シートが付属しているので、自分でシートを使ってかくして使うには非常に便利です。
しかしこの機能、受験生には便利でも、まだ基本練習中の中1には不向きです。
寺子屋では1単元ずつA4のプリントに作り直しているのですが、ご家庭でされる場合は、A4サイズに大きくコピーした方が使いやすいでしょう。
解答は、別の紙などを使えばいいので、解答欄は不要です。
解答が右側に並んでいるので、そこは切り取ったりかくしたりしておきましょう。
ある程度家庭学習が身についていれば、赤シートで隠しながら、メモ用紙などに解答を書いていくやり方でもOK!
正解した問題だけ、テキストの番号に〇をつけるやり方でも大丈夫です。
一問一答問題集の使い方
私はこれを、授業で習う前にやるようにしています。
もちろん最初からは解けないので、1回目は答えを見ながら問題を読みます。
新しい漢字が出てきたときは、紙に書いてみてくださいね。
2回目以降は覚えているかな?と自分で解く方式で、書けない問題は正解するまで繰り返すだけ。
解答は別の紙にメモ程度で良いので、できたかどうかだけテキスト(またはコピー問題)にチェックを入れて、気軽に進めます。
もちろん、全部クリアできなくても大丈夫です。
だってこれから学校でも習いますからね!
8割を目指してくださいね。
言葉を聞いたことがあるだけで予習になり、授業では「知っている言葉」の情報を整理するだけで済みます。
以前は、テスト前に復習として渡していたのですが、それだと学校ワークをしているのと同じなんですよね…。
思い切って予習型にしてみたところ、自分でやっただけでは丸暗記だった内容が、授業を受けると全体が見えてくるので、授業が分かりやすくなったと好評です。
教科書を読むのも良い予習になるとは思いますが、この問題集だと量が少ないので、ピンポイントでインプットするには適度な量だと思います♪
進む目安は、あまり細かく考えずに、理科または社会を、1週間に1単元ずつどちらかをやるだけ。
寺子屋では社会3週連続、理科3週連続くらいのリズムで、週に1単元ずつ進めていますが、学校のちょっと前に取り組むペースでうまく落ち着いています。
先日は大手塾の模試を受けてきた長女、学校の授業が非常に遅れているので、模試の範囲の単元まで習っていませんでした。
私はこの問題集を一度でも読んだらいいよとオススメしたのですが、さぼって見なかったら…。
何と、殆ど同じ問題がテストにたくさん出ていたそうで、後から知って悔しがっておりました。
半年以上続けていたこの問題集だったら、ちょっと見ただけでインプットの要領もつかめていて、点数が取れたのにー!って(笑)
ふふふ、この問題集は秀逸なんだよ!もっと使ってくれたまえ!
まとめ
通塾しない理科と社会は、一問一答問題集でカバーしよう。
一問一答は予習型で取り組むのがオススメ。
まずは用語を丸暗記してしまい、学校の授業でつながりを学ぶようにすると、理解が深まりますよ。
それでは、また☆
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