【中学準備】国語は漢検4級で攻略!
長女が中学生になって半年。
やっぱりいろいろ前倒ししておくのは、効果があるなぁと思う場面もチラホラ。
こうしておけば良かった!ということもいくつか見つかりました。
漢字は得意分野だったので、前倒しても負担は少ないと思い、少しでも勉強量が少ない内にと、4月から漢検4級の勉強を始め、10月に合格できました。
でも、どうせなら6年生の内でも良かったかも…と思ったので、漢字が得意な子の中学前倒しスケジュールを考えてみました(^^
「漢字が得意の基準」とは?
そもそもうちの子は得意なの?の基準ですが、寺子屋のお子さん達を見ていると、以下が当てはまれば前倒しOKです。
・漢字の宿題が苦痛じゃない
・学期末などのまとめの漢字テストで9割程度取れる
・本人が得意だと思っていて、テストで間違えると悔しがる
逆に、まとめテストなどで7割くらいだと、3年生くらいからの総復習に時間を当ててくださいね。
中学生になっても、小学生の範囲の漢字からテストの出題も多く、そもそも小学生の漢字が身についていないと、それ以上のことをやっても身につきません。
総復習の方法は、また別の記事にて紹介します。
漢検を選んだ理由
漢字でネックになるのが、熟語です。
中学生以上になると、漢字を覚える他に、熟語として使う必要が出てきます。
また、学校ではそれほど取り組まないのですが、四字熟語や類義語・対義語など、入試の必須分野も取り入れたいなぁと教材を探していました。
で、結局それらを上手く網羅しているのが漢検だったわけです。
しかも、試験があるので、嫌でも締め切りに追われて頑張る!
自分で勉強して身につけるって、なかなか難しいことなので、試験日が設定されていて、合否が分かれるのは有難いことです。
子どもをヤル気にさせる口実
とは言え、単に「漢検受けるよー」じゃ子どもは動きません。
そこは慎重に、子ども心をくすぐってください。
よくお母さん方は、「中学校になったら大変だから、今やっておきなさい!」と表現されるのですが、実は全然心に響きません。
それどころか、「中学生って大変なんだ。ヤダなー」と、やる気が下がります。
『大変』なことは内密にし、「あなたは漢字得意だよね?中学生の漢字でもできるんじゃない?」と持ち掛けてみましょう。
三学期になると、小学校も卒業ムードになり、子ども達も「中学生に向けて勉強を頑張ろう!」という気持ちが芽生えてきます。
かと言って「小学生の総復習しなさい」だと、あまり乗り気にはならないのですが、「ちょっと先に中学校の勉強しちゃおっか~♪」なら心動かしてくれる子も多いです。
ちょうどその頃くらから始めれば、6月の受検を目指すのに十分です。
漢検テキストの進め方
寺子屋ではこんな風に進めてみました。
漢検の公式テキストを使って進めています。これを3巡しました。
①1回目はステップごとに、漢字と用例の熟語をノートの書きます。この際、漢字の意味などを余裕を持って読ませましょう。
一度の量を多くすると、書き写すだけで効果が出ないので、一巡目は少量からスタートです。
②ステップごとの問題を解きます。同じ日にできるなら、同じ日にセットでしましょう。
書くのに時間が掛かるので負担になるようなら、こちらは翌日に回します。
答え合わせは必ず、その場でしてしまいます。その時、大人が少し手をかけてエクセルなどで表を作って、得点を記録するようにしてください。
次に解いた際に、少しでも点数が上がっているかどうかを確認するためです。
漢字が得意な子は、2回目なのに点数が上がらないと、悔しがって次こそはとしっかり練習します(^^
力だめしは飛ばして良いので、最後まで進めます。
③2巡目に入ります。今度は問題だけをノートに解きます。同じように得点を記録してください。
数ステップ進んだときに、得点が伸びているかどうか確認すると、本人の自覚も芽生えます。
④3巡目はテキストに書き込みます。この際、間違えた問題は赤で書き込まずに、消してください。
間違えた問題は後日解き直します。そこでできたら青で〇つけ。できなかったらまた消します。
更にまた後日解き直します。そこでできたら緑で〇つけ、できなかったら消します。
という形で、徹底的にやりこみます。
大切なのは、3巡やることを前もってお子さんと打ち合わせておくこと。
6月の本番に向けて、スケジューリングを前もって立てておくとスムーズでしょう。
点数を記録するので、次につながるような採点をする意識を、共有しておくことです。
例えば、2回目の点数が少しでも上がったら、ご褒美を用意しておくのも効果的です。
5月の中間テストが終わる頃、3巡目と同時進行で過去問を解いて、合格ラインに達しているかどうか、確認してください。
足りない場合は、ラストスパートです!
まとめ
漢字が得意な子は、3学期から漢検4級の受検を準備しましょう。
漢検テキストを3巡やりこむ、そのスケジューリングを親子でしましょう。
4月以降は多少ペースダウンしますが、1巡終わっていれば大丈夫です。
学校によっては漢字の配点が大きいところもあったり、そもそも中1の1学期で中学生レベルの漢検に合格できれば、お子さんにとっても大きなモチベーションになるので、是非、チャレンジしてみてくださいね。
では、また☆
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